Clean up ~気持ちは片付きません!

着いたのはすぐ近くの階段横にある掃除用具入れ。
ちょっとした小部屋になっていて、中に掃除用の機械や洗剤にモップ、シンク、掃除用品が置かれている。
こんなとこあったんだ、、初めて来た…

「ほら、ここ座ってスカート見せて」

「えっ…えぇ!?」

人を拉致ったっと思ったら突然なに言い出すの?
っていうかこんなとこに連れ込んでなにする気!?
まっ、まさか…

「コーヒーの染み、とってやるから」

そういうと、掃除用具が置かれた棚から新品のタオルとなにやら洗剤をとりだした。

「はい…」

なんだ、そういうことか。
言われたとおり椅子に座ると、彼は私の前でひざまずく。


って、わーーーっ!なに、この構図!?

私は心の底からドキドキが止まらない。


スカートの端を掴むために手を伸ばされ、太ももの外側を手の甲が滑る。
思わず体がピクっと硬直した。

「…これくらいなら、すぐ取れると思う」

「はっ、は…い///」

あー、緊張してるの気づかれてるよ。。
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