わたしの声




どこにいるの




わたしは必死に辺りを見回す


忽然と消えてしまった


まだ、もう少し一緒にいたかった

話したかった



伝えたかった


残酷な神様




ふいに向こうの通りのコンビニに目が止まった


誰かがドアを押して出てくる




わたしは、思い切り叫んだ






待って!



戻って来て!
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