片恋〜一方通行の恋〜[完]
その後、俺はあの桜の公園に足を運ぶ
そこには見覚えのある女の子が小さな子供たちを話していた
俺は、物陰に隠れてその会話を聞くと
「美桜お姉ちゃんはここで初恋の人とあったの?」
「そうだよ~その子も『はるくん』っていうの」
「さくら、この前この場所で初恋の人に出会ったって言ってたお兄ちゃんに出会ったよ?」
それってもしかして俺のことじゃない?
俺は我慢できずに二人の下に駆け寄った