健康診断の甘い罠
「ずっと千紗がこの服を着た時にどうやって脱がせようか想像してた」
そう言った和弥くんが下着のホックを外して、私をベッドに押し倒す。
「今日一日やばかった。そんな事ばっかり考えてたから。
なのに、千紗頑張るからさ。頑張り屋な所も好きだけど、今日は困った」
そう言った和弥くんがワンピースをずらす。
露になった胸元を見つめられて、恥ずかしくて身体に力が入る。
隠したいけど、今日は全部和弥くんに見せるって決めてきてるから。
恥ずかしくて赤くなっているであろう私の顔をじっと見た和弥くんがすごく嬉しそうな笑顔を見せてくれる。
「想像してたよりずっと綺麗だよ、千紗。こうしてるの、夢みたい」
そう言った和弥くんが、私の唇に貪るように口付ける。
「だから、夢じゃないって実感させて」
唇を重ねながらそう言われて、私は目を開いて和弥くんを見る。