健康診断の甘い罠
「ねえ和弥くん、お腹空いた」
初めての行為が終わってからもずっと裸のまま背中から抱きしめられている私は和弥くんを振り返ってそう言った。
「そろそろ服着ていい?」
そう言うけど和弥くんは私を離してはくれない。飽きもせずに私の背中とか髪とか色んな所にキスしてる。
私もくすぐったくてついピクピク反応しちゃうのも悪いのかな。
そのたびに楽しそうに笑ってるし。
お腹とか太股も撫でられててすごい恥ずかしいけど、嫌ではないからされるがままにしてたけど。
「んー、おにぎり作ってあげるからもうちょっと」
そう言われて大人しくなる私を見て和弥くんが笑う。
おにぎりに釣られたわけじゃないけど、和弥くんの作ってくれるおにぎりおいしいからな。
それに、和弥くんに触ってもらってるの恥ずかしいけど嬉しいし、心地良いと感じる。