お兄ちゃん先生

すきすき

何だか眠れない。時計を見たら、一時だった。まあでも、明日は土曜日だからいいかな。

一階に降りると、お兄ちゃんはまだ起きてた。テレビもつけないでパソコンに向かって。

「める?」

お兄ちゃんがこっちを見もしないで言った。びっくりした。気配だけで分かっちゃうわけ?

「うん。寝れなくて」

お肌に悪いぞ、って返ってくるかと思ったら、お兄ちゃんはふうん、って頷いただけ。何だか今日のお兄ちゃんはちょっと変な気がする。
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