線香花火
風鈴
「あっづ~」
夏休み。去年までこの期間が大好きで大好きで、僕の生きがいになるほどに夏休みが好きだったのに今年は、どこか違う気持ちがあった。
家にいるのは祖母と僕だけだ。
こんなところで祖母と僕の愛のフラグなんて立つはずも無く、今日も携帯に浸って過ごしていた。
そこで僕は思い出した。
「連絡先きいときゃよかったあああ」
何をしているんだ僕は。
これじゃあ夏休みの間に、僕の存在を彼女に忘れられているかもしれない。
これはさすがに辛いぞ、僕。
どうか早く夏休みが過ぎますようにと、初めてお願いをした。
今日も満天の星空の下、
僕は庭に寝そべった。
夏休み。去年までこの期間が大好きで大好きで、僕の生きがいになるほどに夏休みが好きだったのに今年は、どこか違う気持ちがあった。
家にいるのは祖母と僕だけだ。
こんなところで祖母と僕の愛のフラグなんて立つはずも無く、今日も携帯に浸って過ごしていた。
そこで僕は思い出した。
「連絡先きいときゃよかったあああ」
何をしているんだ僕は。
これじゃあ夏休みの間に、僕の存在を彼女に忘れられているかもしれない。
これはさすがに辛いぞ、僕。
どうか早く夏休みが過ぎますようにと、初めてお願いをした。
今日も満天の星空の下、
僕は庭に寝そべった。