じれったい
7・思い出はすぐに燃やせるけど
――思い出と言うものはさ、乾けばすぐに燃えてしまうものなんだよ
そのセリフを私はテレビの画面の前で聞いていた。
昨日…と言うか、もうおとといか。
おとといは玉置常務にキスをされて、昨日は玉置常務と手を繋いだ。
2日でいっぺんに起こった出来事に私はどうすればいいのかわからなかった。
日付が変わっても眠ることができなくて、仕方がないから1階へと下りて何かやっていないかと思いながらテレビをつけた。
そしたら、映画がやっていたと言う状況である。
今放送されている映画はカラーではなく、白黒と言うところを見るとかなり古い時代に制作されたようだ。
「――今日が休みでよかった…」
テレビの画面を見ながら、私は誰もいない深夜のリビングで呟いた。
そのセリフを私はテレビの画面の前で聞いていた。
昨日…と言うか、もうおとといか。
おとといは玉置常務にキスをされて、昨日は玉置常務と手を繋いだ。
2日でいっぺんに起こった出来事に私はどうすればいいのかわからなかった。
日付が変わっても眠ることができなくて、仕方がないから1階へと下りて何かやっていないかと思いながらテレビをつけた。
そしたら、映画がやっていたと言う状況である。
今放送されている映画はカラーではなく、白黒と言うところを見るとかなり古い時代に制作されたようだ。
「――今日が休みでよかった…」
テレビの画面を見ながら、私は誰もいない深夜のリビングで呟いた。