We are anintention ~僕らの気持ち~
第一章
青空のしたで僕達の物語が始まる
いろんなところから「おはよう」が聞こえてくる。僕は城ヶ根春哉。高校2年のテニス部。今日の朝練はちょっと熱いな。
「春哉ーおっはよー!」
こいつは華山菜々子。幼馴染みのマネージャー。まぁまぁ可愛い。あと結構なお天気者。
「朝からうるせーよ菜っ葉」
こいつはいうまでもない僕の親友の水戸部泰牙。それなりにモテてる理由はドSだかららしい。女の気持ちはわからん…
「もー泰牙ったら!菜っ葉って呼ぶのは止めろっていってるでしょ?ほんとーに子供なんだから!」
「子供っていうなよ!おれはお前より年上なんだからよ!年上には敬語使えっていわれなかったか?」
「はぁ?だった2日でしょ!そーゆーところがお子様なのよ?わからないの?」