男装少女争・奪・戦 ~誰か選ぶとか無理だから!~ 【完】
「二人はどういう関係なの……?」
微妙な顔をして俺に問いかける心。
ほら見ろ
引かれた。
「さっきも言ったように幼なじみ……」
心がまた、おそるおそるといったように訊く。
「二人はその……そういう関係では……」
そういう関係。
意味がわかってしまう自分が悲しい……
「違う違う違う絶対違うあり得ない!」
「そう……だよね……」
心が最近おかしい気がする……っつうよりまさか本音をバンバン言ってるだけ?
俺のことを信用してるって事なのか?
からかわれてるだけの気もすっけど……
なに考えてるのかわかりにくい。
「そういう関係って何?」
無邪気な顔の麻里奈。
「鹿島先輩のところに行こう」
それを華麗にスルー
「沙耶……」
「鹿島先輩。こんにちはー」
麻里奈が全てを言い切る前に鹿島先輩に向かって大声で叫んだ。
微妙な顔をして俺に問いかける心。
ほら見ろ
引かれた。
「さっきも言ったように幼なじみ……」
心がまた、おそるおそるといったように訊く。
「二人はその……そういう関係では……」
そういう関係。
意味がわかってしまう自分が悲しい……
「違う違う違う絶対違うあり得ない!」
「そう……だよね……」
心が最近おかしい気がする……っつうよりまさか本音をバンバン言ってるだけ?
俺のことを信用してるって事なのか?
からかわれてるだけの気もすっけど……
なに考えてるのかわかりにくい。
「そういう関係って何?」
無邪気な顔の麻里奈。
「鹿島先輩のところに行こう」
それを華麗にスルー
「沙耶……」
「鹿島先輩。こんにちはー」
麻里奈が全てを言い切る前に鹿島先輩に向かって大声で叫んだ。