男装少女争・奪・戦 ~誰か選ぶとか無理だから!~ 【完】
「謝る必要はないと……」
俺らが謝っても必要ないと言い張る先輩。
謝る必要はないって言われてもね……
俺たちが謝ったのは結局のところ自己満足のため。
それに
「鹿島先輩に嫌われたりしたくないので」
たった一回の謝罪。
たった五、六文字のその言葉。
でもそれでも……
たった、なんて言いあらわせる言葉でも
変わるものはあるかもしれないじゃないか。
だから俺は遅くなったとしても謝りたい。
鹿島先輩は尊敬してる、大好きな先輩だから。
「……そう…か……?」
戸惑ったような先輩の答え。
「はい
先輩は俺にとって尊敬してる大好きな先輩ッスよ」
「……」
鹿島先輩がなぜだかわからないけれど頭を抱える。
どうしたんだろ……?
「みっちゃん、行こうか。
……ここにそんなに時間使うわけにもいかないし」
心からの唐突な台詞。
ホントみんなどうしちゃったのさ。
俺らが謝っても必要ないと言い張る先輩。
謝る必要はないって言われてもね……
俺たちが謝ったのは結局のところ自己満足のため。
それに
「鹿島先輩に嫌われたりしたくないので」
たった一回の謝罪。
たった五、六文字のその言葉。
でもそれでも……
たった、なんて言いあらわせる言葉でも
変わるものはあるかもしれないじゃないか。
だから俺は遅くなったとしても謝りたい。
鹿島先輩は尊敬してる、大好きな先輩だから。
「……そう…か……?」
戸惑ったような先輩の答え。
「はい
先輩は俺にとって尊敬してる大好きな先輩ッスよ」
「……」
鹿島先輩がなぜだかわからないけれど頭を抱える。
どうしたんだろ……?
「みっちゃん、行こうか。
……ここにそんなに時間使うわけにもいかないし」
心からの唐突な台詞。
ホントみんなどうしちゃったのさ。