無口なメイドと俺様と
出会い
プロローグ

「あ、お前、今日からお金持ちだから。」

「...へぇ。そーなんだ。」

父さんの一言にどうして俺は、簡単に返事をしてしまったのだろう。

「そんで、これから父さん達アメリカに引っ越すから、お前だけ留守番な。」

「へぇ。すごいんだね。」

ゲームしながら聞いてたから、こうなったのか?

「てことで、お前に専属のメイドをつけるから」

「まじかー」

どうして俺はこの時に一つでも父さんの言葉にツッコミをいれなかったのだろう...。


これが、全ての始まりだったー。
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