國比呂少年怪異譚
俺は何故か閃くものがあって、彼女への妙な電話、俺の見た悪夢を男の子に話した。
すると。
「彼女さんの後ろに、、動物のオブジェの様な物が見えます。今すぐ捨てなさい」
男の子は答えた。
それがどうかしたのか、と訊くと、
「お願いですから帰って下さい、それ以上は言いたくもないし見たくもありません」
男の子はそっぽを向いた。
彼も顔が蒼白になってきている。
俺が執拗に食い下がる。
「あれは何なんですか?呪われてるとか、良くアンティークにありがちなヤツですか?」
男の子が答えるまで、何度も何度も訊き続けた。
すると男の子は立ち上がり、
「あれは凝縮された極小サイズの地獄です!地獄の門です、捨てなさい!帰りなさい!」
「あのお金は…」
「い り ま せ ん !」
この時の絶叫した男の子の顔が、何より怖かった。
すると。
「彼女さんの後ろに、、動物のオブジェの様な物が見えます。今すぐ捨てなさい」
男の子は答えた。
それがどうかしたのか、と訊くと、
「お願いですから帰って下さい、それ以上は言いたくもないし見たくもありません」
男の子はそっぽを向いた。
彼も顔が蒼白になってきている。
俺が執拗に食い下がる。
「あれは何なんですか?呪われてるとか、良くアンティークにありがちなヤツですか?」
男の子が答えるまで、何度も何度も訊き続けた。
すると男の子は立ち上がり、
「あれは凝縮された極小サイズの地獄です!地獄の門です、捨てなさい!帰りなさい!」
「あのお金は…」
「い り ま せ ん !」
この時の絶叫した男の子の顔が、何より怖かった。