四門メグへの手紙~魔女の瞳番外編~
とはいっても、私とジルコーの二人だけ。
プランは簡単です。
ジルコーが前衛、私が後衛。
ジルコーがグールを引き付けている間に私が魔術を練り上げ、強力なのを決める。
魔術を行使する者は、詰まる所、移動砲台。
前衛が時間を稼いでいる間に強力な魔術で一気に勝負を決める。
これもメグさんに教わった基本戦術ですよね。
「本来ならグールも不死(アンデッド)寄りの魔物だ…火属性の魔術が効果的なんだが…お嬢ちゃん、炎系の魔術は?」
「あ…ごめんなさい、私は殺傷魔術は氷が専門で…」
「そうなのか…」
ジルコーは小さく舌打ちします。
「まぁ仕方ねぇ。戦闘なんて臨機応変に対処するもんだ。足りねぇものの方が多くて当たり前…後は出たとこ勝負だな」
プランは簡単です。
ジルコーが前衛、私が後衛。
ジルコーがグールを引き付けている間に私が魔術を練り上げ、強力なのを決める。
魔術を行使する者は、詰まる所、移動砲台。
前衛が時間を稼いでいる間に強力な魔術で一気に勝負を決める。
これもメグさんに教わった基本戦術ですよね。
「本来ならグールも不死(アンデッド)寄りの魔物だ…火属性の魔術が効果的なんだが…お嬢ちゃん、炎系の魔術は?」
「あ…ごめんなさい、私は殺傷魔術は氷が専門で…」
「そうなのか…」
ジルコーは小さく舌打ちします。
「まぁ仕方ねぇ。戦闘なんて臨機応変に対処するもんだ。足りねぇものの方が多くて当たり前…後は出たとこ勝負だな」