四門メグへの手紙~魔女の瞳番外編~
…とまぁ、長々六枚も書きましたが。

こんな経緯で、ジルコーはまだ私のそばにいます。

私の髪が伸びるのを、今か今かと待ってるみたいで。

それまでは、彼は私の側から離れる訳にはいかないみたいです。

ジルコー曰く、「このままお嬢ちゃんの側を離れたら、俺はただの骨折り損だ」だそうで。









でもね、ホント言うと。

私が髪を切らないのは髪型のせいじゃなくて。

ジルコーに、側にいて欲しいからかもしれません。











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