誓いの言葉、言えますか?
「・・・は?」
巧の雰囲気が一変した。
やばい、失言だった!とおもったがすでに遅し
あっっと言う間に再び巧に組み敷かれた
けど言動とは裏腹ににわたしに触る手は優しいし顔中にキスしてくる
「俺がかわいいって?
俺がどんな男かなんてりのが一番分かってるよな?」
わたしが耳元で呟かれるのに弱いのをわかってしてくる巧は策士だ
「好きだ、りの」
今までで一番甘い声で呟かれて顔が熱い
きっとあたしの顔は焼き林檎みたいになってるだろう
くすっと笑って巧はわたしの耳をぺろっと舐めた
「ゃっ・・・」
「なぁ俺のこと好き?」
さっきのかわいらしいワンコはどこへやら
にやにやしながらわたしを見下ろす男はわたしの返事なんてきっと分かってる