翼をください




私は少し離れたところにいる、怜と唯に向かって叫んだ。





「唯ー!怜ー!私たち何しにここに来たんだっけー!」





2人は、ハッとした表情(カオ)をして、





「「あ゛ーーっ!!」」





と、声を合わせて叫んだ。




「4人して忘れるなんてー!」




「あははっ!可笑しいっ!」




本当に可笑しくて、可笑しくて…




お腹が痛くなるほど、皆で笑った。





< 72 / 200 >

この作品をシェア

pagetop