デスアンサー・二校目
「…っあーーーー!!」
質問さんが出て行った後俺たちは、まるで全員ずっと息をしていなかったかのように声を上げた。
「何だよアイツ…いるだけであの空気が重くなる感じ…バケモノ、としか言いようがないな…」
「もうやだぁ…なんでこんなことになったのよぉ…」
繭背は柄にもなく泣いている。あのプライドの高い繭背が泣くなんて、やはり怖いものがよっぽど嫌いなんだろう。
「ねぇみんな、とりあえず逃げよ?あの子の服…真っ赤だったし、私だってその…殺されたくないから…」
質問さんが出て行った後俺たちは、まるで全員ずっと息をしていなかったかのように声を上げた。
「何だよアイツ…いるだけであの空気が重くなる感じ…バケモノ、としか言いようがないな…」
「もうやだぁ…なんでこんなことになったのよぉ…」
繭背は柄にもなく泣いている。あのプライドの高い繭背が泣くなんて、やはり怖いものがよっぽど嫌いなんだろう。
「ねぇみんな、とりあえず逃げよ?あの子の服…真っ赤だったし、私だってその…殺されたくないから…」