ほしのかけら




「俺こそ、ごめんね、ぶつかったりして」





あれは、俺がふざけて走ってたからだ。


当然、悪いのは周りを見てなかった俺だ。








「俺、3年B組の西原宏太(にしはらこうた)。

君、名前は?」



俺は聞いた。









「に、2年A組の…

藤原未穂です。」




藤原 未穂 ちゃん…か。



可愛いと俺のクラスでも評判の女の子。







思い出した。



…あいつの、元カノだ。



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