蘭蝶姫〜No.1族[蘭蝶]の姫になった女〜


オーナーに言われた8番へ行く。

部屋の中には小太りの中年らしき男性がいた。

「莉彩ちゃんっ…ハァっハァっ」
男が近づいてくる。

私は目をつぶり頭を真っ白にする。そうすれば気づいたら終わってるから。

あ、でも感じたふりはする。
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