恋なんてするわけがないっ‼






「はい。」





そんな声と影とともに自分のデスクにファイルが置かれた。




「おかしくないと思うわ。」




続いて唐突にそう告げられる。





一体どうしたと言うんだろう。
いつもはすごくわかりやすい順序で話す紀田さんなのに。





「えっ、あの………何のこと、でしょうか?」




僕を真っ直ぐ見ている彼女にそう問う。









< 147 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop