恋なんてするわけがないっ‼





自分自身に言い聞かせているような気もしたが、でも本当のことなのだ。







そう決めた次の日からは更に仕事に打ち込んだ。





しばらくして、部長の座の誘いがあったけど、今までのゴタゴタを全て流し、新たなスタートをきろうと思い、断った。




今部長になったら、浩人と付き合っていた自分が土台になっている気がして、何だか嫌だった。




後になって藤沢に役職を目指していたんじゃないのか、と問われぼんやりと答えたのを覚えている。



















< 59 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop