恋なんてするわけがないっ‼




「えっ、ほんとに?藤沢さんと付き合ってるの!?」




目を丸くさせて顔を近づけてくる様子から、
余計なことを言った気がしてならない。




「そっかぁ、ついにかー。藤沢さん結構あからさまだったもんなぁ、あの顔して。」





小雪ちゃんはウンウンと頷いて満足したのか、あっさりと仕事に戻ってくれた。



私も早く今やっているものを終わらせようと少しいつもよりスピードを上げた。






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