先生の彼女です。2nd
咲side
事務所への手続きも終わったし、彩花のモデルのお仕事も安定してきた
「明日は、海で撮影だって」
「へぇ。彩花も忙しいな」
夜、彩花が眠った時間に2人でお茶を飲む
「咲は?」
「え?」
「咲は何かやりたいことないの?」
「んー…」
「ちょっと提案なんだけど。無理にとは言わないんだけど」
「ん?」
「院内にカフェができるんだって。
そこの店員さん。やってみない?」
「やってみたい!」
カフェって前からやってみたかった
「よかった。面接とかはないんだ。
店員募集してて。来週からできる?」
「うん!」
「無理はしなくていいよ。
なんかあったらいつでも呼んで」
「うん。ありがとう」