先生の彼女です。2nd
次の日の朝
やっぱり彩花の熱は下がってなかった
「…これくらいの熱、平気だよ?」
「だめ。無理はしない約束だろ?」
「無理なんかしてないもん!…大丈夫だから」
「もし取材中に倒れたら、色んな人に迷惑かけるかもよ?」
「……わかった。今日は寝てる」
「でも今日、俺も咲も仕事なんだ。どうする?」
「大丈夫、1人でいれるよ?」
「ほんとに?」
「うん。大丈夫。何かあったら電話するから」
「…わかった。じゃあ、ご飯だけは置いておくからな」
「うん。ありがと」