先生の彼女です。2nd

翔琉side





「翔琉先輩!見てください!」



ドヤ顔でそう言ってきた涼太



差し出された左手を見る




「え、まじ?」


「はい!」




薬指にキランと光る指輪





「プロポーズしたのか」


「そうなんです!」



「おめでとう」




いつの間にか医局全体が拍手に包まれて涼太は照れくさそうに頭をかいた




「柑菜ちゃんも結婚かぁ。そりゃ私も歳をとるわけだ」



「ほんと、まさか柑菜ちゃんが涼太先生と結婚だなんて」



「そんな事言ったら、咲ちゃんと翔琉先生だってまさか結ばれるとはねぇ」




懐かしい話を始めたので、俺は恥ずかしくなって医局を出た











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