先生の彼女です。2nd

車を走らせる


病院から家までは15分くらい




少し飛ばして、10分で家についた



玄関にはいない



中か?





ドアを開けて見えた光景に俺は目を見開いた



「彩花!?」



玄関を開けてすぐの廊下に倒れている彩花



額からは血が流れていて、顔はあざだらけ


腕や足にも何箇所もあざと傷




そして彩花は意識がなかった



「なんでッ」




俺は携帯を取り出して救急車を呼んだ




体は熱くて熱も高い


そして何より出血量が尋常じゃない





タオルをあてて止血しようとしても止まる気配はない





こんなになるまでの殴り合いって…




五分ほどで救急車はきて、救急車の中でなんとか止血をした


一瞬意識が戻った彩花は、痛みからかもう1度意識を飛ばした






< 131 / 165 >

この作品をシェア

pagetop