先生の彼女です。2nd

翔琉side





夏が終わり、秋の肌寒さが続くこの頃



「へくしゅッ」


「……」



「うう寒い…」


「だーかーら、そんな薄い服着てるからだろ?」


「だってこんな寒いと思わないじゃん」



すっかり元気になった咲と、これまた元気になった彩花とお出かけ


と言っても車で1時間もかからない店に洋服を買うだけなんだけど。



「ねえお父さん、これがいい」


最近は学校も楽しいらしくずっとニコニコしてる彩花


そんなかわいい彩花についつい甘くなっちゃう俺



「買ってあげる」


「ほんと?やったー」


「ちょっと翔琉、買いすぎじゃない?」


「いいのいいの。家族揃っての買い物なんてなかなかないんだから」


「んー… はっ…はくしゅッ」


「まったく…咲もなんかあったかいコートでも見よう」


「うん」



< 165 / 165 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:272

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

white coat

総文字数/73,187

恋愛(純愛)236ページ

表紙を見る
先生の彼女です。

総文字数/49,404

恋愛(純愛)175ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop