君を待ってるから
「大丈夫か?...ほら。手、取れよ。」
凪は、私に手を差し出した。
でも、私は弱くなんかない。
強いんだもん。
「...私は大丈夫。」
そう言って、地面に手をついて起き上がろうとした。
ガシッ。
「バーカ。」
凪は、私の手をギュッとつかみ引っ張って、私を起き上がらせた。
ぶっきらぼうだけど、からかってくるけど、ほんとは優しくて。
ずっと一緒にいたくて、心に温もりが生まれるの。
今はまだ恥ずかしくて言えないけど、でもいつかは伝えたい。
ずっと一緒にいようね。...大好き。