双姫 IV 番外編
嵐王side
走り去るバイクを呆然と見詰める俺ら。
「な、なぁ。」
「アイツって『神龍』の…女!?」
「だから、あんなに強いのか!」
確証もないのに勝手に決め付ける。
「悪さしたから俺らを潰した…って事だよな。」
あの瞳を思い出し身震いする。
「女なのに強かったな…。」
何がそうしたんだろう。
「俺らも負けてらんねぇな!!」
バイクに乗り、倉庫へ向かって
総長とこれから自分達がどうすべきなのか
話し合った。
嵐王sideEND