双姫 IV 番外編


大抵の男達は直ぐに
路地裏へ連れて行こうとする。


「オッドアイなんて初めて見たよ。」


『そうですか?』


「両目共同じ色だったら良かったのにね。
朱じゃなくて蒼の方。」


これも言われる。


『……そうですね。
私もずっと前からそう思ってたんですよ。』


懐から白い仮面を付けて朱い瞳を隠す。


「そ、その仮面…まさか!」


バキッ!


『そのまさかの『双姫』でしたぁ〜♪』


こんな感じでストレス発散してた。


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