双姫 IV 番外編


「やっと、会えたな。
どれだけ探し回ったと思ってる。」


『…………。』


ジャリ…


「おい!待て!!」


俺の話を聞かないでこの場を去ろうとする
『双姫』の背中を追う。


穏便に済ませようとしたが、
そうもいかねぇみてーだな!!


気絶させる為に後ろから仕掛ける。


パシッ!


「な!?」


いとも簡単に払われ、
白い仮面が俺を笑っていた。


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