双姫 IV 番外編


舜side


自分より小さい…それも女と喧嘩をするとは
思いもしませんでした。


「おや、その程度ですか?」


『ッ!!』


芦喜の話を聞きましたが、
確かに紘の同じ動きが見えます。


ズシャ!


両手をポケットに入れたまま
床に膝をつく少女を見下ろす。


「幾ら真似ようが、所詮は付け焼刃。
私とは場数が違うんですよ。」


さぁ、ここからが本番です。


舜sideEND


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