双姫 IV 番外編
舜side
私の言葉に動揺したのか、
真正面から突進する姿を見て胸を打たれる。
「貴女を追い詰めたのは私達です…。」
けれど、間違いを見過ごす訳にはいきません。
ポケットから手を出し、構える。
『アンタなんかに言われなくてもッ!!』
「えぇ…分かっています。」
全てを背負い込み、
自らを責め続ける貴女を少しでも。
その想いを込めて私も向かって行った。
舜sideEND
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