双姫 IV 番外編
やってやると意気込んだけど、
開始直ぐに頭がパンクした。
「ブッ……アハハハ!」
『……紘にぃ、失礼だよ。』
「ご、ごめんごめん(笑)」
中々手が進まない事が面白いのか
一人で大笑いしてる。
『…………(怒)』
「あーウケた…って朱音?」
カタカタカタカタカタカタカタカタ……
私は人に馬鹿にされるのが大嫌い。
この時、知らぬ間に人並み以上に
上達してたなんて私は知らず
いずれは紘にぃをも
追い越すなんて想像もしてなかった。