双姫 IV 番外編
「復讐を遂げたいという想いは
早々に消えてくれるものではありません。
それで、私からアドバイスです。」
『アドバイス…?』
「私達『神龍』は悪さをする族を制し、
一般人や弱い族の手助けをしています。
貴女が街で暴れていた時、
止めようとした族も居たでしょう?」
あぁ……私、構わず蹴散らしちゃった。
『えっと…はい。』
「中には『嵐王』という族も居ました。
まぁ、最近悪目立ちする族だったんですが。
潰しましたね?」
『は、はい……。』
アドバイスなのにお説教みたくなってる…。