双姫 IV 番外編
「授業をサボりたい訳ではありません。
教師が苦手なだけです。」
「キッモイよねぇ〜!
年増のくせに谷間見せ付けてさぁ?
そんで猫なで声!!
トリプルパンチでノックアウトだよぉ〜…。」
芦喜の毒舌にノックアウトしそうだ。
この高校では
変装して地味な奴らだと思われている。
だから、誰一人『神龍』が居る事を知らない。
「そーいや、今日の打ち上げどーすんだ?
朱音も当然連れて来んだろ??」
「あったりめぇーよ。」
そう、俺は『神龍』総長に任命された。
そんでもってこの四人が幹部だ。
「あんまり浮かれ過ぎてバレないでよ!?
紘がモテちゃう!!」
実喜…それは、俺の心配でもあるからな?