双姫 IV 番外編


「ん?サボった。」


いや、そんなケロッと言われても
こっちが困るんですけど。


「朱音さん、どうぞ。」


『あ、舜ちゃんありがとう。』


舜ちゃんからレモンティーが入ったグラスを
受け取って喉を潤す。


「あー…寝みぃー………。」


ダラダラしてる慧ちゃんを見てると
私まで力が抜ける。


『ねぇ、サボったりして大丈夫なの?
出席日数とか成績とか色々あるよね。

特に慧ちゃんって頭悪い…「言うなぁー!」…。』


自覚あるんだ…。


< 237 / 549 >

この作品をシェア

pagetop