双姫 IV 番外編
「ん?サボった。」
いや、そんなケロッと言われても
こっちが困るんですけど。
「朱音さん、どうぞ。」
『あ、舜ちゃんありがとう。』
舜ちゃんからレモンティーが入ったグラスを
受け取って喉を潤す。
「あー…寝みぃー………。」
ダラダラしてる慧ちゃんを見てると
私まで力が抜ける。
『ねぇ、サボったりして大丈夫なの?
出席日数とか成績とか色々あるよね。
特に慧ちゃんって頭悪い…「言うなぁー!」…。』
自覚あるんだ…。