双姫 IV 番外編
「あ〜…………………。」
残念そうな天空の声が響く。
「アンタの事だからこの写真を
お父さんに送ろうとしてたんでしょ!?
そんな事したら…「送ったよ?」…は!?」
「だから、もう送信済み♪」
あぁ…駄目だ……。
お母さん、天空が狼に見えます。
この子は完全にお父さんの血筋ですよ。
私の手には負えませーん!!
「あー♪父さんまだかな〜♪♪」
陽気な天空と違って、
私達は苦笑いしか出来なかった。
朱羽sideEND