双姫 IV 番外編


類side


俺は酒を飲んだ事によって、
車に乗る事が当たり前…なのですが。


「…兄貴って朱音を狙ってないよな。」


「ブハッ!」


「うわぁ!汚ったないなぁ!!」


うげ、愁斗汚い。


俺の唐突な発言によって飲んでたジュースを
目の前の燐に吹き掛けた。


「お、お前本気で言ってんのか!?」


「いや…さっきの見たら誰でも思うだろ。
本気でキスしようとしてたような……。

してないような…どっちだ?」


「お前、まだ酔ってる?
質問に質問を重ねんなよ!!」


なんか、兄貴と朱音を一緒にしたら
危ないような気がする…本能的に。


類sideEND


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