双姫 IV 番外編


「お!朱音がお化け役だな!!
頑張れよ٩( •̀ω•́ )ﻭ」


『これって拒否権は…?』


「無い♪」


ですよね………(号泣)

あれぇ…さっき迄あんなに暑かったのに
急に寒気がぁ……あはは〜?


「えっと、朱音が可哀想なんで
俺が代わりにやります。」


「類がやったら面白くないだろ!?
この辺外灯も多いし、
変質者出ても朱音なら大丈夫だ!

なんたって無敵の『双姫』なんだし?」


なんか、自分で付けた呼び名に
圧が掛かってる気がする。


『つまり、暗闇に紛れて驚かすだけ…?』


「な!簡単だろ?

しかも道は真っ直ぐだから
誰か来るのが一目で分かるし、
驚かせばそんまま皆と帰るだけ!!」


それ位なら大丈夫かな…。


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