双姫 IV 番外編


「ま、まぁまぁ。

それよりも類の声が切羽詰まってる感じ
だったのは気のせいか?」


「俺が見て来るから
皆さんは飲んでて良いですよ〜♪」


おーおー…弱み握って満足そうだな。


天空は部屋を出ていき、
気持ちをバレた皆は一気に酔いが覚めた様だ。


「……私は、これまで生きてきて
こんなに焦った事はありません…。」


「舜さん、奇遇ですね…私もです。」


「わぁ〜〜!
言わなきゃ良かったぁ〜〜〜!!!」


「燐、時には諦めも必要だせ?」


「愁斗ぉ〜分かってんじゃねーか!

バレちまったんなら仕方ねぇな!
こうなったら腹括ってこーぜ!!」


「お前らの温度差凄いな(笑)」


バレた事に焦る舜、李樹、燐。

逆にスッキリしたのか
飲み直す愁斗、慧、翠さん。


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