双姫 IV 番外編


天空side


部屋を離れて、玄関に向かう。


さっきの父さんの声…。
少し緊張してた様だったけど気のせいか?


ガチャ


「父さ…「天空!」ど、どうしたの?」


ドアを開けた瞬間、
父さんが詰め寄って来た。


「あ、母さんは怖がり過ぎて気ぃ失った?」


父さんの腕の中で静かに眠る母さん。
………そう、静か過ぎる程に。


「目を覚まさないんだ。」


不自然な位…深い眠りについていた。


天空sideEND


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