双姫 IV 番外編


類side


「除霊ってどうすれば良いの!?
蒼月!オカルト好きでしょ!!??」


「そこまで知らないよぉ〜(泣)
おねぇちゃん怒鳴らないでぇ〜!!」


「幽霊にまで好かれるとかどんだけよ!?」


さっき迄の賑やかな雰囲気が
違う空気になり、慌ただしい。


「朱音…。」


応えてくれない。
こんな時、朱音が死にかけた時を思い出す。


「!?」


朱音の閉ざされた瞳から涙が流れた。


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