双姫 IV 番外編
蒼空side
「なんで、幽霊なんか庇う!
嫌いじゃなかったのか!?」
『それも内緒ー!』
お外で追いかけっこするママとパパ。
「幽霊にまでヤキモチかよ。」
「類だからねぇ〜♪」
「アイツらはずっとあーなんだろな。
見てて飽きねぇ(笑)」
「こちら迄被害を受けるのは
遠慮したいですけどね。」
楽しそうな光景を見て皆も笑う。
「ありがと!おとーさん♪」
カラン!
隅に寄せられた一本の割り箸。
その先は赤く塗られていた。
蒼空sideEND