双姫 IV 番外編
『朱音、気付いたかな〜…。』
蒼空ちゃんの誕生日プレゼントなのに
僕って悪い奴だよねぇ。
でも、気に入ってくれると思うな!
「社長、そろそろお時間です。」
『それじゃ、後は任せるよぉ〜♪』
僕も蒼空ちゃんのお誕生日会に
お呼ばれしてるからね!
あのテディベアは朱音と類からのプレゼントで、
勿論、僕は別の物を用意したよ♪
デスクにキーホルダーを置いて部屋を出る。
想いは告げられなくても
類が知らない僕と朱音だけの秘密があれば
僕にはよっぽと価値があるんだ♪♪
抱えきれない可愛さ THE END