双姫 IV 番外編


『……ん?紘にぃは実喜姉と慧ちゃんか。』


二人を相手するから相当強いんだ……。
それで、芦喜があの人と。

私が居る部屋は物置みたいになってる。

練習している所を見下ろせるから
バレない様に観察してるって訳。


『教えてくれないなら自分で学ぶ。』


皆が組手に夢中になってる間、
私は動きを見て頭に記憶していた。


『てか、今更だけど…。
記憶してもどうすれば良いのよ。』


練習相手居ないじゃん!!
紘にぃは勿論無理でしょ?

あ、あるじゃん。


悩んで、その問題は直ぐに解決した。


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