双姫 IV 番外編


芦喜side


「ちょっとぉ〜!!
僕と真面目に組手してよぉ!!」


舜ったら逃げて、
更に僕なんか居ないみたいに周り見てるしぃ!


「芦喜!気が散るんですけど!?」


「さっきからうっせぇな!!」


なんで、僕が怒られるの!?
舜が悪いのにぃぃぃー!!!!!!



「……気のせいでしょうか。」


無視!?
僕の言った言葉全部無視したぁ!!(泣)


「舜、どうしたんだ?芦喜が拗ねてんぞ。」


「いえ…視線を感じたんですが、
どうやら気のせいだったみたいです。」


「ねぇ!組手しようよぉ!!!」


「分かりましたよ。
……ハァ…子供みたいに駄々をこねないで下さい。」


舜の放置プレイに我慢出来ず、
訴えるとようやく真面目に受けてくれた。


芦喜sideEND


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