双姫 IV 番外編


ガッ!


『ヒッ!触るな!!』


「す、すんません!」


相変わらず、私は触られるとパニックになる。


ドクン…ドクン……


『ハァ……ハァハァ……ッ!!』


酷い時は酸欠状態になり、倒れる事もあった。


「朱音!もう今日は……。」


『い、やだ……嫌ッ!!』


父さんに止められても聞かなかった。

逃げたらアイツらに負ける気がして。


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