双姫 IV 番外編
素質
目的が出来たら後は突っ走るのみ。
「お、お嬢?
本当にそれでするんですか??」
『良いから始めて。』
組の人達が戸惑うのは
私が黒い布で目隠しをしてるから。
「さ、流石にそれは……。」
「組長に殺されます!!」
口を開けば「組長、組長」って……!
どんだけ父さんを怖がってんのよ!!
『私は「始めろ」って言ったんだけど?』
「組長も無茶苦茶だけど、
お嬢も無茶苦茶だぁーーーーーー!!(泣)」
何か喚いてたけどそのまま組手が始まった。